ヒプマイ語り

ヒプマイの好きなところを語り倒すブログです

ナゴヤに救われた

私は、とにかくずっと自分が大嫌いで、いつも自信がなくて
何かにつけて自分はダメなんだという思い込みから逃れられなかった
評価を気にしすぎてもしょうがないのに
感覚としてどうしても理解できなくて
他人にどう思われるかばかり気にして
自分はやっぱり何もできないんだって思うことがやめられらなかった

いつも自分にダメ出しして、「不完全な自分」のイメージばかり補強して、、、
他者の否定によってしか自分を肯定できない瞬間もあったりして

自信や自己肯定感が足りないんだと思って色々本も読んでみたりしたけど、
やっぱり上手く行かなくて
家庭環境が悪いわけでも人間関係でトラウマになるレベルのこともなかったのに
どうしてこんなに上手く生きれないのか分からなかったんだけど

開眼で空却くんが「なにより恐ろしい自分自身!」と叫んで
Light&Shadowで獄さんが「倒す敵はお前じゃねぇ」「宣言する高らかに 俺は俺を超えるためにエンジンかけてやるバトル」、
空却くんが「地獄なんて軽々しく言うんじゃねぇ そんなもんはそこにねぇ 見える景色自分次第」、
十四くんが「我の敵は常に我 Myself」、
再び空却くんが「見える世界は自分次第だってさっき言ったろ」「真の敵は己の中にこそありにけり」って言ってくれて
己の敵は己、打ち克つべき相手は自分なナゴヤの言葉がとにかく全部突き刺さってしまって

何ごとも問題の原因は自分にあり、それを乗り越えてこそ人生なのだと
彼らがその過去と現在と未来ひっくるめて全身全霊で表現してくれたこと考えてたら

小学生の時、みんなと馴染めなくて
「嫌われちゃダメなんだ、嫌われないことを一番にして生きよう」と決めた瞬間のこと思い出して
それがずっと自分の中にあったんだってふと気づいて
十何年、胸につっかえていたことにすら気づかなかった棘を見つけた気がして
自分を守るためだったけど、いつしか呪いになってしまった誓いが自分の中にあったんだって

価値基準が自分ではなくて周りの顔色(それも自分勝手に思い描くネガティブなイメージ)だから不安になってしまうのは当たり前で
自分が自分であることを信じれていなかった原因はここにあったんだってって

ゴヤの生き方を思っていたらそんな自分の中にあったつっかかりを見つけて
めちゃめちゃ泣いてしまって
本当にナゴヤに救われた気分になってしまった 

   

自分らしく振る舞うことが自然とできちゃう人もいると思うけど、
私にとっては死ぬほど問題で、
勇気をふりしぼらなきゃ乗り越えられないことだから

他人からどんな評価されようとも
その人が己の殻を破ること、己の壁を超えることに敬意を持てる空却くんが
「忌み嫌われた彼岸花 どんな花でも咲き誇れば体がふるえる程に綺麗だ 生きた証だ 手を合わした」って言ってくれたことが本当に救いすぎて

さらに十四くんが「奇天烈なメイクのビジュアル系などと言うなかれ これぞ我が運命 隠す為?否!曝け出す為!」と言ってくれて
自分が自分であることを表現するには
他人にどう見られるかを考えるよりも自分の好きを突き詰めなきゃいけないし、
そうやって他の誰でもない自分を頑張ってる人が一番綺麗で美しいんだと改めて思えて

そして獄さんが「お前の叫びはお前のもん 弁護はできても代弁はできない」「俺の怒りや痛みは俺だけのもん」と言うように、
私は私の人生の文脈でしかヒプマイを理解できないし、
私の気持ちは私だけのものだし、
やっぱりちゃんと自分の言葉と自分の持てる手段で表現したいと思った

 

世の中には理解できないことや共感できないことがたくさんあってすごく怒ってた
でもそれと同時にきっと私の気持ちも理解されないし共感されないだろうということも辛かった

結局前から自分の意見を我慢できずに言ってたと思うけど、
でもおっかなびっくりで、毎回自信のなさに押しつぶされそうでもあったから
ゴヤが自分の信念を真っ直ぐに言い切ってる姿を見て、
私も前より勇気を持って表現できるかもしれないって信じられるようになったというか

対立する正義だとしても、自分にとって大切なものなら曲げなくても大丈夫だし、
違う考えを持っていても大事な気持ちとして受け止めてもらえるって思えて、、、
他人にどう思われるかなんて分かりっこないんだから、
自分の考えをもっと信じてもいいんだって安心できた気がして…

生まれも環境も境遇も違うのだから感じ方が人それぞれなのは当たり前で、
それこそが違う人間であるという証拠であり境界線であり、
自分が自分であって、他の人が他の人であることを
必要以上に嘆かなくて良いんだって実感できるようになった

 

 「進む先に道はない ならば幸い迷う事もない」でただ己の信じる道を前進し続けようとするナゴヤが本当にかっこよかった
私の欲しい生き方をナゴヤは持ってて
すべてのリリックに喜びと嬉しさと幸せが止まらなくて
今の私が渇望して求めていた言葉を全部くれて、
最高の生き様見せつけてくれて、
ますます大好きになった

 

正義や正しさは相対的なもので見方を変えればなんとでも言えてしまう世界なんだから、
己が信じる道を突き進むんだ、それが生きるってことなんだという人間賛歌が根底にあるヒプマイ最高で
知れて良かった ヒプマイ大好きで良かった
本当に最高を見せてくれてありがとう